サイズ

指輪のサイズを自分で小さく直すため、サイズアジャスター を使ってみた

指輪のサイズを自分で小さくする事は出来ませんが、器具を使って調整する事は可能です。今回はスパイラルリングサイズアジャスターというものを使って、現役ジュエリーコーディネーターの💎 rincatがリングサイズを小さく調整してみます。

人差し指にしても、回っちゃう位大きかったんですが、この指輪は下の部分もハンマー仕上げが施してありサイズ直し代がとても高く、ごまかしごまかし使っていました。今回サイズを計ってみたら・・・

!20番近い・・・そりゃ大きいはずです。

サイズアジャスターの使い方

では、早速サイズアジャスターを使ってサイズ調整をしてみましょう。

① ラバーの先を指輪に引っ掛ける

指輪の下の部分、どこでもよいのでラバーの先端を引っ掛け巻き付けます。

② ラバー自体を回す

リングにラバーのはじを引っ掛けたら、ラバー自体をグルグル回します。そうすると勝手にラバーが指輪の腕に巻き付いていきますので適当な所で切りますが、今回はサイズが20番近いので、指輪全体にラバーを巻く事にしましょう。

③ ラバーを指輪の腕全部に回す

指輪の腕が二股になっている部分は、ラバー自体を腕の周りに回すようにして巻き付けていきます。全て巻き終わったら、余分な部分を切り取ります。サイズを計ってみましょう。

④ サイズ20番→14番に

元々のサイズが20番近かったものが、14番までになりました。およそ6番ほどサイズを縮めることが出来ました。

⑤ 中指にしてみた

人差し指でもユルユルだったものが、中指でかろうじて止まるようになりました。

6番程度まではサイズ調整が出来るという事は、ラバーを巻く部分を調節すれば、調整幅はかなりあります。良いですね。

指輪のサイズが太いものや真っすぐなデザインでないものはどうか

指輪の腕が細いものは問題なくサイズ調整ができましたが、指輪の幅が広いものや真っ直ぐなデザインでないものはどうでしょうか。

太い幅の指輪のサイズ調整をしてみた

スムーズではなかったが、使う事はできた

細い腕の指輪のように、引っ掛けてグルグル回る感じでは使用できんせんでした。ラバー自体を指輪に回しながら絡ませる感じでしょうか。

真っ直ぐでないデザインの指輪のサイズ調整をしてみた

こちらも巻き付ける形ではありましたが比較的スムーズに作業出来ました。

ただし、写真のように半分近くラバーを巻いてしまった場合、小指にすると横から見て目立ちます。

ピンキー(小指用)リングにするなら・・・

ラバー自体を見せて着用してみた

かえって、こちらの方がいいんじゃないかしら(笑)夏場なんて特に涼し気だったりして。

スパイラルリングサイズアジャスターを使ってみたまとめ

指輪の腕の部分が細い場合、とても使いやすい調整器具だと思いました。ただし、結婚指輪(マリッジリング)のように日常使いしている指輪には、隙間に汚れが入りこむのであまりお勧めできないかな。又、ピンキーリングで使用する場合も横から見えちゃいます。時々使う指輪には超お勧めです。

Good Point

  1. 簡単に自分でサイズ調整ができる
  2. 調整器具自体はとても安い(10cmで110円)
  3. ラバーなので指触りは良い
  4. 指輪の下の部分に傷がつきにくい

 

Bad Point

  1. 幅広のリングには使えない
  2. 透明ではあるが、気になる人には気になる
  3. 器具自体に比べ送料が高い( rincatが購入したお店は550円)
  4. 日常使いの指輪には、隙間に汚れが入りやすい

今回は指輪のサイズを自分で小さく直すため、サイズアジャスターを使ってみました。サイズ直しを業者に出す前に、取り合えずお試ししてもいいかもしれませんよ。それ程気軽にお試し出来ます。

💎rincat
💎rincat
この記事がサイズ直しで悩んでいるあなたの参考になれば嬉しいニャン